天空の城ラピュタ

耳をすませば」に引き続き「天空の城ラピュタ」を図書館で借りて読みました。
いや、素晴らしかった。
AVライブラリでLPもみました。
やっぱ良いね。ジブリだね。パズーの走り方がちょっと未来少年コナンに似てたり、海賊の兄弟達がせまい車に乗る場面はルパンっぽい。
あーゆーいかにも「アニメですっ」って雰囲気好きなんだけどなー。初期ジブリの作品にはこーゆー手法よく見られましたけど、最近のジブリ作品にはないですよね。このノリ。ちょっと残念。
やっぱりリアリティにこだわり出すとそうなるのかなー(泣)
時間内に物語を凝縮し過ぎだってのもあるのかも。
ジブリはあーゆーモブシーンがワチャハチャしてるのがすごく「らしい」のに。あと、ご飯がおいしそうなのね。初期ジブリ・・・というか昔のアニメの特徴。
少女としての私のジブリベスト1は「耳をすませば」で子供の頃のわたしのベスト1はラピュタだと思う。響くところも想いも全然違うけどそれでもやっぱりどちらも素晴らしい。
ピーターパンにあこがれた少女時代「空」というのが夢の空間だった、そんな頃のわたしには「天空の城ラピュタ」は本当に胸躍らせるシロモノだった。
あの1800年代後半から飛行科学だけが進歩した近未来(?)風の世界観も、パズー達の田舎の風景も、割れば光る石達もすべてが「あこがれ」だった。
そして、そこには感動のストーリー、子供が活躍する冒険活劇、笑いと涙、出会いと別れ、冷酷な敵と素敵な仲間、すべてがそろっているの。完璧なまでの物語。もののけ姫やぽんぽこの様に説教くさくもなく、ただ、ただ、ひたすらに楽しい。ハリウッド的弱肉強食の世界。
これぞ、エンターテイメント。