アンディ・ウォーホル

私の中でモダンアートの巨匠と言えばアンディ・ウォーホル。(私の中だけではないでしょうが)
美術作品の中には「こんなのどこが素晴らしいんじゃ?」と思うものや「素敵やとは思うけど部屋に飾ろうとは思わんな」と思うものが多かったりします。こーゆーのは感性なので、他人と意見が違って当たり前だと思います。某華道家のようにロココの雰囲気の家にするならばゴテゴテの油絵を飾ってもおかしくないだろうし、ガレのスタンドなんかもサマになるでしょう。
しかし、団地マンションに暮らす一般家庭でモネやマネの絵を飾ったらどうでしょうか。これまで世の中で認められてきた絵というのはサイズで言っても雰囲気で言っても日本の家庭に到底似合わないものが多いと思うのです。でも、アンディ・ウォーホルの作品なら壁に貼ってあってもおかしくないと思うのですよ。
というのも、やはり日本人の生活がアメリカナイズされているからだと思うのです。
・・・と、なぜ私が熱弁するかと言いますと、今日NHKMOMAについて少し番組を見ていたときに私が「アンディ・ウォーホル好き」と言っておりましたところ、父から「お前は精神病か」と罵声を浴びせられたからなんです。「アンディ・ウォーホルで精神病やと???」と思いましたが印象派好きの父はアンディ・ウォーホルの作品をよくわかっていないのだろうと思いまして、イロイロ説明したのですがそれでも「精神病」のレッテルを貼られたままでした・・・。
モダンアートでも「草間彌生の作品好き」って言ってて「精神的に大丈夫?」と言われるのならまだわかる気がするんですよ(ファンの皆さんごめんなさい)。でも、アンディ・ウォーホルですよ?私にとっちゃロックウェルとキース・ヘリングの間くらいの認識なんですけど、違うんですかね?
アートの中でも大衆受けする「あー、こんな作品家に飾りたいなー」って思う作品を作ってると思うんですけどねー。私の認識不足なんでしょうかねー。