見ため

とりためてたDVDを一気に見る。
リーグオブレジェンド、ゴッドファーザー、ドキュメンタリー2本。
リーグオブレジェンドは超つまらん。過去の超人が総出演!とか言うふれこみでしたがあまりに出し過ぎでキャラが立ってない。つーか、ジキルとハイドやドラキュラ、透明人間を出すなら狼男、フランケンシュタインを出せよって感じだし、トム・ソーヤとか出すならロビンフットも出したれやって感じやし(19世紀後半に生きてたはずの人って呈で出してるんでしょうかね)。
モネ船長も微妙やし、ノーチラス号だけがカッコ良かったって感じですかね。
ゴッドファーザーは有名な亡霊が映ってるシーンで一次停止したりしました。ゴッドファーザーは何度見てもよく出来てる映画ですよ。
ドキュメンタリーはカナダ制作のいじめのと楽天の球界参入のドキュメンタリー。
いじめのはまぁ、よくある感じのドキュメンタリーで2つのいじめについて追っていました。少女の間でのいじめは今や世界的(と言っても先進国だけの話ですが)に社会問題となっていることだと思うんですよね。私の子供のころもありましたし。昔からあるけどそれほど問題にされてなかっただけなのか、昔に比べ情報なんかのスピード・量が増えたことで子供社会も変化してきたのでしょうか。
少子化や両親とのコミュニケーション不足によって子供の精神がきちんと成熟しないままTVなんかの情報だけで自分は一人前だと思いこんでしまい、その辺のバランスがとれないことでいじめが発生するような気がします。
いじめは女の子だけのものではありませんが、男の子より女の子の方が取り上げられやすいのは女の子の方が「群れたい」性質があるからかもしれません。いじめられている苦痛よりも仲間がいないと思われる苦痛の方がオンナノコにとっては重かったりします。もちろん何事にも例外はありますが。私なんかはそこまでして「群れたいか?」と思ってしまいます。
でも、そこまでして群れたい人が多いからいじめられてもなんにも言えないし、いじめを目撃してもなんにも出来ない子供が多いんでしょうね。
じゃあ、どうして女の子は群れたがるんでしょうか?男の子は休み時間とか一人で居たりしても割と平気だったり、極端な話、学校以外に友達が居れば学校には別に友達を作らなくても平気という印象があります。そう言うことがオンナノコにはなぜ出来ないのでしょうか。
一人で居ると「友達の居ない子」だと思われるのが嫌、という女の子が居ますがこういう、「○○だと思われたくない」って言うのは自分がそれを傍観する立場だった場合その人に対して「○○だ」と思う、ということの現れだと思うんですね。
つまり、「友達の居ない子だと思われたくない」という女の子は、自分が一人で行動する子を見た場合「あの子、友達居ないんだ」と相手をこばかにし、心の中で優越感を得ている、という事だと思うんです。
その感情(優越感)が強ければ強いほど、逆に自分がその立場だった場合、勝手に他人の心情を想像し、自分の中のいじめっ子に対し強い劣等感を抱くわけです。
そう言う意味ではいじめられっ子はいじめっ子になる可能性が高く、そのような体質の子がいじめられた場合、深刻な事態を招くことになることが多いのではないかと思います。
いじめって結局は「想像ゲーム」ですからね。いじめている側は相手がどれだけのダメージを受けているかを想像し優越感を得るわけだし、いじめられている側はいじめている側がどれだけ優越感を得ているかを想像し、それだけ分の劣等感を受けるわけですから。
つまりこの感情が男性より女性の方が敏感だ、とこういうことだと思うのです。