蝶々

蝶々という人が書いている小悪魔な女になる方法―銀座ホステス作家の実践テク147 ミステリアスなイイ女は、あらゆる男を夢中にさせる・・・。
小悪魔な女になる方法―銀座ホステス作家の実践テク147 ミステリアスなイイ女は、あらゆる男を夢中にさせる
紀伊国屋京橋店ではおもいっきり売り出しにかかってるんですが、みんな、小悪魔になりたいんですか?こういう人のこういう本って読んでて楽しいのかしら?
だって美人がこんなの書いたって「どうせ美人だし」と思っちゃう。それに「銀座の恋なんて所詮オママゴトじゃん」って思ってしまう。(むちゃむちゃイロメガネです)
しかも「小悪魔」じゃ結婚にはたどり着けないと思うんだな。
それでも結構売れているらしいから驚きです。みんな結婚する気ないのかよっ。だから負け犬になるんじゃん。
私はそれなら林真理子の美女入門を買った方がよっぽど身になると思うのです。小悪魔ではないと思うのですが恋愛の手練手管にかけてはひけを取らないと思うし、なんつったってプロの作家だから文章が上手い。決して美人とは言えない顔もずんぐりむっくりの体も「そんな林さんがあそこまで頑張っているんだから私も頑張ろう」と思わせてくれるのです(林さんへの悪意はありません)。
ブランドの話になるとやっぱり手の届かない人なのね、と思ってしまいますがそれはご愛嬌。でも、誰もが「私も頑張ったらエルメスバーキンのひとつやふたつ、シャネルのツイードのジャケットの一つや二つ買えるかも」とは思っているし、そう思うとやっぱり頑張ろう。って思うんだな。
ってこれ、さっき上で思いっきり否定した自己啓発?なに?自分、毎週anan立ち読みして自己啓発してたのか?でもまぁ、ananだし、立ち読みしてても恥かしくないからよしとしよう。
(って電車の中でボーボボ読むような人には言われたくないだろうが・・・)